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年頭所感

理事長 姫野 康通

 新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 平素は組合員の皆様、賛助会員の皆様、理事の皆様、本当にお世話になっております。
昨年は、東日本大震災と大津波、それにともなう原発事故、さらに台風12号等による紀伊半島の大水害と、国難という言葉がしっかりと当てはまる大災害の年でありました。
 亡くなられた方、そして被害に遭われた方々に対し、心よりお悔やみ、お見舞いを申し上げます。さて、今年度より復興の年になろうかと思いますが私自身、阪神大震災のとき、陣頭指揮で対処してまいりましたので、われわれ建機レンタル会社が、どれほど復興のお役に立つか、よくわかっております。被災地にご協力できますことを切に願っております。そして、つぎに出来上がる町は災害に強い、素晴らしい地域になりますことを心より祈念申し上げます。ところで、われわれの業界のレンタル価格は、震災以前は徐々に回復をしていたのですが、震災後はまた、一気に価格が下がり、以前よりも増して低迷していると聞いています。ただ、大型機も高所作業車も需要が多く、機械が足りない状態が続いており、特に大手レンタル会社は売上げ対前年比が伸びているようです。しかし、整備費などの経費が増えすぎて、実際の利益は全く捻出できていないのが現状とのことです。つまりレンタル業は販売と違い、売れば売るほど利益が出る商売ではないということです。機械をレンタルすればするほど、整備費や維持費がかかり、それなりの適正な単価をいただかないと、雪だるま式に損ばかりが増えていく業態である、ということを理解して下さい。
 レンタル業とは、つらい商売です。お客様からは常に新しい機械、新機種の商品を要求されるため、頻繁に購入、買い替えをしなければならないので、いつも多額の資金が必要となりますが、利潤の出ない単価で貸し出しすれば、自己資金で支払はできず、金融機関より借り入れをしなければなりませんし、日本経済もいつも良いとは限りません。また、3次排ガス、4次排ガス規制で、機械の購入価格もどんどん上がっていきます。組合員の皆様、レンタル業者の皆様、今一度、本当の健全な経営とは何か?を問うてみて下さい。早く、速く、利潤の出る適正なレンタル価格にしなければ、業界に未来はありません。今年は辰年です。皆に愛され、そして信頼される業界を目指して立ち上がりましょう!最後になりましたが今年一年、皆さんが健康に留意され、ご活躍されますことを祈念申し上げ念頭のご挨拶とさせていただきます。

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