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平成20年度 経営者研修会報告と感想
平成20年10月27日
企画委員長 渡邊眞敏

 10月23日(木)曇りときどき雨。伊丹空港午前7時集合、組合員並びに賛助会員、30名の参加にて一路熊本へ向かい、2日間の研修旅行が始まりました。
 今回の研修会のテーマは「健康と環境について」という事で、1日目は「サントリー九州熊本工場様」と「九州電力株式会社大平発電所様」の視察見学を行い、2日目はAコース「高千穂峡と通潤橋放水の終日観光」(参加者19名)とBコース「熊本空港カントリークラブにてゴルフ」(参加者9名)に分かれるという企画を致しました。
 午前9時10分頃、阿蘇くまもと空港に到着、バスに乗り換え、車中にて企画委員長の挨拶と長井副委員長より研修旅行の概要説明があり、最初の訪問先である「サントリー九州熊本工場」へ向かいました。九州自動車道御船インター出口より5分、予定より30分早く午前10時に到着しましたが、玄関前には案内係の木村様に出迎えられ、待つ事なく開館して頂き恐縮しながらの工場見学(所用時間60分、製造工程の案内とビールの試飲)が始まりました。
 サントリー九州熊本工場は、操業2003年7月、敷地面積も広く約40万m2もあり、業界初の本格的なハイブリッド工場として、ビールや発泡酒に加えウーロン茶やコーヒーといった清涼飲料も生産している工場でした。ビールの約9割は水からできているので、南阿蘇外輪山に広がる良質な天然水を水源とした、いかに「命」とも言える水を利用し、環境と調和した工場づくりを目指しているという事でした。工場内では人が入れない無菌室でビールができるまでの製麦・仕込・発酵・貯酒・ろ過・充填・パッケージング等、1秒間に350ml×24本の1ケースが缶詰され流れて出荷する様子を見学し、これが人間が作ったものであるという事に感心しました。その後できたての「ザ・プレミアムモルツ」と「モルツ」を試飲室で試飲し、「おいしい、おいしい」と平均一人当たり3杯程頂きました。売店ではビールを試飲させて頂いた余韻もあり、かなりの売れ行きでした。最後にサントリーの木村様より、この工場では薬餌法の関係で置いていないサプリメントに関する事を詳しく説明して下さいました。60分の見学予定が1時間30分あっという間に過ぎてしまった感じがしました。見学終了後、御礼を申し上げ工場を後にしました。
 次の見学先の移動途中で昼食を牛砲台にて「馬刺料理」を頂きました。皆が席に着いてから馬刺しに包丁を入れて出してもらったので大変鮮度も良く、又サントリー工場様でおいしいビールを頂いた後なので、各テーブルで話もはずみ好評である事が伝わって来ました。
 午後1時30分に出発して、次の見学先の「九州電力株式会社大平発電所」へ向かいました。八代市坂本町と球磨郡五木村(五木の子守唄で知られる)にまたがった山地で、バスの高さもあってか運転手が二度も迷い、到着時間が30分遅れて午後3時になりました。所長様・案内係の方には心配をおかけした事をお詫びして、早速説明(スライド説明を省略)をして頂きました。
 揚水式発電所とは、発電所の上部(A.内谷ダム・海抜738m、396万m3を貯水)と下部(B.油谷ダム・海抜224m、368万m3を貯水)にダムを造り、夜間電気利用が少ない時間帯に電気を買い、ポンプ水車を左まわりにして内谷ダムに揚水し、電気使用量の多い午前10時〜午後3時のピーク時に水を落として最大50万KWの電気を約8時間にわたりポンプ水車を右まわりで発電させ、ブレーカーが落ちないようにしたり、又次の発電に備えたりするエコ発電所であるという説明をして頂きました。又Q&Aクイズで答えるとキャラクター消しゴムをもらって、童心に帰って喜んでいる場面もありました。その後我々が建設機械の現場で使うのとは違い、発電電動機265,000KVA日立製と東芝製2基とポンプ水車(ランナ)重さ62tのステンレス製が回転するところを間近に見学する事が出来ました。見学時間が1時間になった関係で、大変あわただしくなりまして失礼致しました。そういう状況でも親切に対応して頂きました事、大変ありがとうございました。
 午後4時に見学を終え、当日の宿泊先「菊池グランドホテル」へ向かいました。午後6時に到着、夜は午後7時から懇親会を行い、長井副委員長の司会進行に始まり、姫野理事長の挨拶では今年度の組合活動報告と今回多数の参加頂いた御礼の言葉がありました。続いて組合員相互間の情報交換で夜も更けていきました。
サントリー九州熊本工場&九州電力(株)大平発電所
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いよいよ見学です なるほど、なるほど 説明を熱心に(1) 説明を熱心に(2) コンプライアンス
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健康について説明 馬刺しは熊本 大平発電所にて 概要図、500億円 一号発電機
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大きなバルブ 回転中のシャフト 姫野理事長挨拶 北野前理事長挨拶 水本部会長挨拶

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 24日(金)曇りのち晴。ゴルフ組9名と帰宅者2名は朝7時に出発、熊本空港経由熊本カントリークラブへ送迎。観光組19名は午前9時出発、初め「高千穂神社」に午前11時30分到着、参拝し安全祈願を行いました。次いで「高千穂峡」に午後12時15分到着。27年程前に一度来た事があり、是非もう一度見たかった為、昼食前に30分程渓谷沿いを散策しました。古阿蘇火山活動により溢出した溶岩流が五ヶ瀬川に沿って帯状に流れ出し、急激に冷却した為、柱状節理の素晴らしい懸崖となった、あの激流や渕奇岩を目に焼き付けて来ました。
 昼食は午後1時から「千穂の家」で山菜料理を食べ、藁葺き屋根を見ながら午後2時に出発し、最終目的地の「通潤橋」に午後3時10分到着しました。「通潤橋」は1854年矢部手永惣庄屋布田保之助の企画、石工丈八達の技術、矢部郷住民の献金と労力奉仕の元に完成したもので、人を渡す橋ではなく水路橋です。水路は水の吹上口が取入口より約6m低くなっており、噴水管(逆サイホン)とも呼ばれる連通管によって対岸に水を送る特異な構造である事を知りました。アーチ橋自体の放水の本来の目的は、石管水路の内部に溜まった泥や砂を除く為のものであり、今では通潤橋の放水風景を見に来る観光客が多くなったそうです。造られた目的を知る事と、国の重要文化財になる理由がよくわかり又、架橋に関わった人々の熱い想い(完成後石橋の木枠を外す工法になっている為、木枠を外す最終段階では、橋の中央に白装束を纏った布田翁が鎮座し、石工頭も切腹用の短刀を懐にして臨んだそうです)が伝わりその生き様に感動しました。
 通潤橋を午後4時に出て、阿蘇くまもと空港より一路伊丹空港へ向かい、午後7時頃28名帰路に着きました。
高千穂峡散策
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通潤橋放水(1) 通潤橋放水(2) 高千穂峡(1) 高千穂峡(2) 高千穂神社

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 今回の研修旅行では、サントリー様に於いては、事業目的に合わせた天然水の水脈を生かした環境と調和した工場、エコ・ファクトリーを目指した経営理念。九州電力様に於いては、未来に向けて「電源のベストミックス」を原子力を軸に石炭・LNG・石油・水力・地熱など、それぞれの電源の特性を生かし、これらのバランスの良い組み合わせで効率良く運用する事の重要性に取り組んでいるという事を視察して来ました。これらを通して感じた事は、大阪のリ−スレンタル各社も創業理念を再確認して専門性を生かし、又環境にも配慮し永続企業として世の役に立ちたいという事です。
 今回の経営者研修会に参加して下さった組合員の皆様には厚く御礼申し上げます。そして、企画委員の長井副委員長には旅行会社との交渉と司会進行、増岡委員には案内書等の作成、菅原委員においては前企画委員長として下見の為宮崎に同行して頂き、研修場所は変更にはなりましたが、ご協力を頂きました事この紙面をお借りしまして改めて御礼申し上げます。研修会中、不備・不便な所が有りました事もご容赦頂きますようお願い致します。
 最後になりましたが、中西興産株式会社トラベル事業部の若間主任様、厳しい限られた予算にも拘わらず満足度120%のご協力に厚く御礼申し上げます。

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