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管理者教育講習会報告
平成21年3月31日
企画委員長  渡邊 眞敏

 3月27日(金)企画委員会主催の「管理者教育講習会」が大阪のホテルアウィーナにて開催されました。
 当日は24社32名の参加者があり、第一部ではカンキ代表取締役社長 佐藤幸夫特別講師の講義を受講しました。初めに姫野理事長のご挨拶を頂き、その後レンタル業の現状分析を具体的な数字で示され、過去10年程の大手広域・メーカー・地場の市場規模と市場占有率の推移の説明が始まり、全員が熱心に講師の話に聞き入りました。
 続いて「レンタル業も3つの激変」の説明がありました。
  1. 単価、稼動低下で大手広域も軒並み減収減益
    • 建設投資の激減ピーク93兆円から49兆円に
    • 単価下落で採算単価がノーマル単価に…
    • 不採算価格に稼動低下で売上激減
    • 売上減少を新規機械投資で機械が過剰になり更に単価下落
    • 投資効果が出ない償却だけが増加する負の連鎖…。
  2. 優良建設業者と言われた取引先も突然死
  3. 世界同時不況
 現状の分析に基づき「相見積は特に注意が必要」「顧客は建機の原価を考えない」「サンフコストの呪縛」「合成の誤謬」等々、大変興味深い内容で、経営管理について建機レンタル業界に関わっておられる佐藤講師ならではの講習会となりました。

姫野 理事長

佐藤 幸夫 特別講師

富田 英太 講師
 第2部は、『お金をかけずに繁盛店に変える本』の著者、富田英太講師の講演会となりました。富田講師は果物行商からはじまり、(株)リクルートの営業で社内成績1位を獲得、コンサルティング営業の若きカリスマとして社内外から評価を得られました。24歳で独立後、経験・知識不足から1年半で倒産、その悔しい思いで経営コンサルタントという道を選ばれました。
 本題としては、情報価値については無知が一番の恐怖であり、経営者は戦略80%(ステラテジア=将軍の策)、戦術20%(タクテクス=掃除屋さんの略)。戦略には優先順位が12番まであり (1.経営者の意識改革 2.自店の徹底分析 3.経営理念の確立 4.ブランディング施策の立案 5.事業計画の立案 6.財務管理 7.従業員採用 8.組織管理 9.接客・サービス品質の向上 10.既存顧客の囲い込み 11.新規集客 12.客単価の向上) 、この優先順位の低い方から手をつけている経営者の方が非常に多いと感じている。この手順を間違えているから店舗経営がうまくいかない。
 具体的に例を示してみると…、
  • 経営者自体の意識が変わっていないのに、スタッフの意識を変えようとする。
  • ろくに利益も上がっていないのに、どんぶり勘定を直さない。
  • 自分の分析もしていないのに、目標だけは高く設定している。
このような経営者が多いので、戦略の大切さ・手順・優先順位の大切さを説いていました。
その他に、
  • 飲食店に行って「印象に残っていない」というお客様に、費用をかけずに店の名前を思い出してもらう為にはどうしたらいいのか? 年4回ハガキを送るなど、忘れさせない事が大事。
  • 口コミが大事…良いうわさは3人に伝わり、悪いうわさは20人に伝わる。
  • 繁盛店や資金力のある会社の広告と同じ方法では、費用がかかりすぎる。
  • 「集客チラシはタイトルが命」
  • 「ディズニーランドの法則」
等、小売店舗経営者全クライアント100%の売上改善実績をもつ富田講師の講習は、リース業界にもマッチングしており具体的なノウハウを学ぶ事ができ、大変興味深い内容でした。各受講者に参考になるヒントが多々あり、有意義な講習会となりました事を富田英太講師に感謝致します。
熱心に研修
 参加された組合員の皆様にはご多忙にもかかわらず、企画委員会主催の講習会にご出席下さいまして、誠に有難うございました。執行委員と企画委員会の皆様にもご協力を頂き、この紙面をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

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