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平成21年度 経営者研修会報告と感想
平成21年11月10日
企画委員長 渡邊眞敏

 10月22日(木)晴れ。伊丹空港午前7時集合、組合員28名の参加にて一路栃木へ向かい、2日間の研修旅行が始まりました。
 今回の研修会のテーマは「不況はチャンス」という事のヒントを求め、1日目は「富士重工株式会社矢島工場」と「レンタルのニッケン足利研修センター・足利サービス工場・関東MMセンター」の視察見学を行い、2日目はAコース「世界遺産 日光・輪王寺・東照宮の観光」(参加者15名)とBコース「鬼怒川カントリークラブにてゴルフ」(参加者9名)に分かれるという企画を致しました。
 午前9時頃、東京羽田空港に到着、バスに乗り換え車中にて企画委員長の挨拶と研修旅行の概要説明があり、最初の訪問先である「富士重工株式会社矢島工場」へ向かいました(途中高速道路から新東京タワー建築中の様子を車窓から見ることができ、東京タワーとの形の違いを実感することができました)。東北自動車道佐野藤岡インター出口より佐野バイパスに入ったところから(公共工事削減にも関わらず)道路工事が多く、一車線通行等で渋滞、到着時間が30分程遅れて午後12時に到着しました。
 玄関前には案内係の岡田様に出迎えられ、早速工場見学(所用時間90分を60分にしてスライドによる説明を省略)が始まりました。
 矢島工場は、開所昭和44年2月、敷地面積も広く約55万m2もあり、主な生産品目はレガシィ・インプレッサ・フォレスター・エクシーガです。プレス工場内では小さなビルがすっぽり入ってしまうほどの超大型トランスファー(2,400トン×2基・5,000トン×1基)の最新機器が導入されており、ロール状の自動車用鋼板が切断、プレス機械により成形され、1台で5〜6工程の加工をこなしながらボディ・ドアー等のプレス部分が製作されていきます。続いてボディ溶接組立工程では、一本のラインで3種類ものボディを、60台程のロボットがコンピューター制御で、それぞれの車型に合った場所に溶接するようにプログラムされていました。それは驚嘆すると共に、その技術力の高さに一同ただ敬嘆するのみでした。そして完成検査では、各種テスト機械に乗せられ厳密なチェックを受け、130mの検査ラインでは、ローラーの上に車輪を乗せてエンジンをかけ、擬似走行状態を作り出して足回りやブレーキ・スピードメーターのテストを行ったりと、厳しいテストを経て世界中のお客様へ出荷されていました。最後に展示ホールで、昭和33年に発売されたスバル360を初め、世界ラリー選手権の競技車輌及び記録車や、スバルの歴史を作った車の展示コーナーを見学して、スバルビジターセンター前で記念写真を撮り、見学終了後御礼を申し上げ工場を後にしました。
 次の見学先の移動途中で遅い昼食となりましたが、あしかがフラワーパークにて、園内を紫一色に彩る30万本のアメジストを見ながら「そば定食」を頂きました。
 午後2時40分に出発して、すぐ近くの次の見学先「レンタルのニッケン足利本社」へ向かいました。到着後、足利研修センター責任者様、足利工場長様に歓迎の記念写真を撮って頂き、その後2階の研修センターで概要説明を受けました。1階フロアーの展示場は、レンタルのニッケンの歩みやその時代にお客様の要望を聞き、自ら商品開発した歴史がわかり易く年表付で掲示されおり、その中でも思い入れが多い機械も展示されていました。
入口には創業者社長 岸光宏氏のメッセージとして「皆んなの会社」が自筆で掲示されていました。
  1. 会社は皆さんが1日の最も大切な時間を毎日過ごす、非常に貴重な場所です。ということでいやいやながら勤めるのでは何とミジメで苦痛な人生であろうか…。
  2. もっと夢をもって生き生きと工夫をして過ごせたら…、仕事が楽しくなると思います。もっと考えて、もっと話し合って、皆の力で働きがいのある仕事を生み出そうではありませんか。
  3. 会社というのは、長く長く存続するものです。30年後の日建産業は?ニッケングループは?考えたことがありますか…。会社の5年後、10年後、20年後、30年後を常に全員がやっているかも知れません。そして新しい社長、新しい社員が勤める大会社になっているかも知れません。10年間で現在まで変化することを考えると、想像できないことです。
  4. 皆は駅伝マラソンのランナーのようなものです。しかしスタートのランナーです。立派な成績を上げ、次のランナーにバトンタッチしましょう。

1977年8月12日 社長 岸 光宏

社長の気持が表れ、皆をまとめる指導力が現在の会社を現実のものとしていると思いました。
 続いて足利工場に移動。鉄道用3トン3転ダンプ(車輪はレール上固定した状態で前後の回転により方向転回することができるもの)を商品開発されており、オリジナルなレンタル商品も自社で対応できている様子を知ることができ、大変刺激を受けたと同時に感心しました。その後関東MMセンターに移動して、役割と主な業務内容を工場長様から説明を受けることができました。ここは関東・首都圏地区各営業拠点への小型機械供給とメンテナンスを行う集中管理センターとして設立。営業所への機械保有数調整を定期巡回便にて行っているそうです。作業は各営業所で15分以上修理を要するものはここに集められます。キャプタイヤの接続部分を水槽に入れ、絶縁チェックしてそれを流れ作業で巻きかえてから、新品と同じように、点検整備ライン→整備完了検査→梱包→ストック→出荷 の流れで実施、管理していました。あるメーカーの参加者が、機械販売後ここまで大事に取り扱って頂いていることに感謝しておりました。
 午後4時30分に見学終了、御礼を申し上げて当日の宿泊先「鬼怒川観光ホテル」へ向かいました。午後6時に到着、夜は午後7時から懇親会を行い、長井副委員長の司会進行に始まり、姫野理事長の挨拶では今年度の組合活動報告と今回多数参加頂いた御礼の言葉がありました。続いて組合員相互間の情報交換で夜も更けていきました。
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貴重!すばる 1500 輝ける戦歴 ロボットレンタルは 歴史はこの1台から 創業者メッセージ
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取扱説明書 懐かしい!360 かんぱーい!! 理事長 挨拶 矢島工場前にて
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綺麗!アメジスト 研修センターで 日光の三猿 名ガイド 春日さん 研修センター前
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観光メンバーです 鉄道用ダンプ うまい名産の蕎麦 甚五郎の眠り猫 陽明門

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 23日(金)晴れ。ゴルフ組9名は朝6時45分出発、鬼怒川カントリークラブへ送迎。観光組15名は午前8時30分出発、「日光東照宮・陽明門2時間観光」を日光殿堂案内協同組合理事長 春日武之様に案内して頂きました。みのもんたさんに「そっくりさん」の容姿で、分かり易く楽しい説明に感謝致します。内容等は11月3日(水)の「TBSはなまるマーケット」にも出演されており、日光観光が紹介されていました。中でも「眠り猫」は左甚五郎作、東照宮の数ある彫刻の中でも最も有名なもので、正前から見ると穏やかで平和の象徴のようですが、左側45度で見ると今にも飛び掛かれるよう前足をしっかり踏ん張っていることから、実は徳川家康を護る為に姿を現しているそうです。これらの建造物が1年5ヶ月の短期間で建設されたという説明でした。現在の様に建設機械などない時代のことなので感慨無量です。
 昼食は午前11時30分から「レストラン福助」で精進料理を食べ、12時30分出発、鬼怒川ゴルフ場で合流後、東京羽田空港より一路伊丹空港へ向かい、午後6時頃28名帰路に着きました。
 今回の研修旅行では、富士重工株式会社様に於いては「総合輸送機器メーカーとして幅広いフィールドで活躍され、中島飛行機の流れを受け継ぎ、空港宇宙カンパニー、エコテクノロジーカンパニー、産業機器カンパニー等を目指した経営」、レンタルのニッケン様に於いては「お客様の現場における『安全』をお守りする為、社員の『整備力』・機械の『維持管理能力』を大切にし、お客様と共に開発努力に取組んでいるということ」を視察して来ました。これらを通して感じたことは、大阪のリースレンタル各社も創業理念を再確認して専門性を活かし、又安全と原価意識を持ったうえで永続企業として世の役に立ちたいと言うことです。これからも会員の皆様と共にこの不況を「知恵と努力」でなんとか乗り切りたいと思っております。
 最後になりましたが、今回の経営者研修旅行に参加して下さった組合員の皆様に厚く御礼申し上げます。そして、企画委員の長井副委員長には旅行会社との交渉・準備打合せと司会進行、増岡委員には案内書の作成、菅原委員は旅行先の提案・企画をして頂きました。皆様のご協力により無事に実施することができたこと、この紙面をお借りしまして改めて御礼申し上げます。研修会中、不備・不便な所がありましたこともご容赦頂きますようお願い致します。
 なお前回に引続き、中西興産株式会社トラベル事業所の若間様、ご協力厚く御礼申し上げます。

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