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管理者教育講習会報告
平成22年3月29日
企画委員長  渡邊 眞敏

 3月19日(金)企画委員会主催の「管理者教育講習会」が大阪国際会議場にて開催されました。
 当日は24社30名の参加者があり、レンタルのニッケン取締役常務執行役員 寅太郎特別講師の講義を受講しました。初めに姫野理事長のご挨拶より、寅講師と掛けて『米百俵の精神』のお話を頂きました。それは、時の長岡藩大参事 小林虎三郎は「食えないからこそ教育をするのだ。学校をつくるのだ。」と米を売り払い、その代金で国漢学校をつくり、後年ここから新生日本を背負う多くの人物(東京帝国大学総長の小野塚喜平次・海軍の山本五十六元帥等)が輩出された事から、「目先のレンタル価格で判断せず、もっと足元を見て将来のことを勉強して欲しい」との願いを込めてのお話でした。
 その後寅講師による『レンタル業の概要』から講義が始まり、全員が熱心に講師の話に聞き入りました。現状の市場規模(レンタル市場1兆5,740億円の内、[1]土木建設機械関係 1兆1,260億円と[2]非建設分野の市場4,480億円…[1]の市場規模が右肩下がりで推移しているのを補う為、大手広域業者が[2]の新しい市場で活路を見つけ売上が増加したり、世界の建設機械市場の推移によって中古価格の変動を考慮し、中国・欧州・北米向けに何社かの強い中古業者の窓口があった方が得策である等)の具体的な対策と今後の展望(民主党政権による「公共事業の削減」「官から民への流れ(PFI:民間資金を活用した社会資本整備・PPP:官民連携)」「中央から地方への動き」「官僚から民間へ」)、建設会社業界再編への対応が必要になる等、現状の考察をして頂きました。
 続いて『安全管理・品質管理』資料1)においては、
  1. お客様への安全なレンタル商品の供給
  2. 地域住民への配慮
  3. 弊社社員の健康
資料1)『安全管理・品質管理』(PDF:284KB)
以上を最優先課題とし、「故障修理から予防整備へ」の対策についてのお話でした。
削 減
  • 除却対象機(処分中古機)の明確化
適正化
  • 機種・年式別・コスト比率の把握
  • 掛けるべきコストは掛ける → コンプライアンス強化
  • 車輌法定点検予算増額
  • 整備基準の明確化
  • 技術教育予算の増額
「予防整備」をわかりやすく言いますと…、「医者としての技術は高めつつ、ナースの木目細かさを!」と言う事でしょうか。
 引き続き『原価管理』資料2)については、
  • 購入価格
  • 月々の支払
  • 中古販売価格
  • 給与、事務所経費
  • 年間稼動
  • 月極で出す場合の単価
  • 日極で出す場合の単価

資料2)『原価管理』(PDF:188KB)
以上を公式にして仕組を社員に教えると言う具体的なご指導であり、大変実践的かつ興味深い内容でした。今回も各受講者に参考となるヒントが多々あり、有意義な講習会となりました事を寅太郎特別講師に感謝致します。

 参加された組合員の皆様にはご多忙にもかかわらず、企画委員会主催の講習会にご出席下さいまして、誠に有難うございました。執行委員と企画委員会の皆様にもご協力を頂き、この紙面をお借りしまして厚く御礼申し上げます。

受講風景  ※寅特別講師(手前)

挨拶:渡邊 委員長(左)、 司会:長井 副委員長(右)

編集部注)

編集サイドの都合により、原稿の入稿から掲載までに時間が経過
してしまいましたことを、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

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